採用難でも面接基準は下げない
医療業界ではスタッフ採用の難しさが年々増しています。求人を出しても応募がほとんどない、面接までたどり着くのも一苦労……そんな声をよく耳にします。
そのような状況の中で、「とにかく人手が欲しい」と、面接基準を甘くしてしまうケースも少なくありません。しかし、ここで妥協してしまうと、後にミスマッチや早期退職を招き、医院全体の雰囲気に影響することもあります。
採用とは「今の穴を埋めること」ではなく、「これからの医院を一緒に創る仲間を選ぶこと」です。応募が少ない時こそ、自院の理念や想いをしっかり伝え、共感してくれる方と出会う努力が大切です。焦らず、誠実に。採用の“軸”をぶらさないことが、結果的に医院の信頼と安定につながるのです。